天空の大窃盗団:冒険日誌6

前回の日記から大分時間がたってしまった。
まずはその言い訳を書いておこう。

ついこの間盗賊に転職したわけだが、
遊び人から転職するときは、ハロワの規定で作文を書かなきゃくなった。
要は今後働く意志があるのかとか、そういうものの確認だ。
戦士とかはないのにな。
まぁ、今まで怠けてきた報いか。
当然俺には働く意志がある。
そのことを見せつけようとしたのだが、何せまともな文章なんてほとんど書いたことがない男だ。
日記を見直してもひどいと思う。

そんなこんなで、仕事の合間に仲間にも手伝ってもらいながら
俺の半生を90ページ近い本にまとめた。
こういうのを「修論」っていうらしい。
そんなこんなで、結構他のことを考えている暇がなくて、いきなり日記が疎かになってしまった。

この十日間に色々あったな。
まず仲間が増えた。
ついにうちにも、王道の戦士と魔法使いが加入した。
リーダーが遊び人じゃ頼りないが、盗賊になったことで、それなりにまともに見られるようになったって考えている。
なんでも、職をある程度極めてから転職する人は半分程度らしい。
ちなみに、魔法使いはダンスが趣味の女の子だ。
たまに踊り子に転職したりしている。

あと最近、どうも実入りが悪いと思っていたら、道具袋がいっぱいだったせいらしい。
そんなの迷信かジンクスかと思っていたのに、道具を袋に入れて出かけたら、実入りが良くなった。
初心者にありがちなミスと言うことか。
まほうのかぎが見つからなかったのもこのせいか。

十日ぶりの日記で長くなったが、今日はこれくらいにしておこう。
今度こそ毎日書かねば。

王様の耳はロバの耳

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