久々のアクアリウム


半分懺悔です。聞いてください。
給料をいただけるようになってから、大人の財力でブルジョアに整えてきたアクアリウム環境。
EHEIM 2713やらD701やらセットし、引っ越し後にもADAのクリアガラス水槽を入手し、いざ本格的に始めるぞと息巻いていましたが、・・・どうもうまくいかない。
生体が生着せず、特にビーシュリンプは水合わせこそうまくいくものの、毎日一匹ずつ死んでいくような始末。
結局水換えしてもしなくてもそのような状況で、原因もわからずモチベーションもだんだんと低下していきました。
そうしているうちに糸状コケが繁茂し始める始末。取っても取ってもすぐに増え、前景草のニューラージパールグラスは全て抜け切ってしまいました。
直射日光が当たるため、ライティングに問題があるのではないかと思い、一日2時間程度しか点灯しないようにしていましたが、改善せずさらに状態は悪化。
最終的にはシアノバクテリアの膜が発生し、いよいよ手が負えなくなってきました。
モチベーションはさらに低下し、水槽は完全にインテリアの負債に・・・
そして長女が誕生し、さらに手がかけられない状態に・・・
リセットも考えていたその時、ヒントをくれたのは近くの少年でした。
その子のマンションにはビオトープがあるのですが、さんさんと直射日光が当たる中、コケはそんなに生えていない。
そして放った一言「ここの水は綺麗なんだよ」
そうか!水が綺麗ならどんだけ光が当たっていても苔が生えないのか。
今思えば当たり前ですが、その当時は天啓でした。
それからというもの、コケ取り部隊を投入し、週に二回ほど40%の水換えとシアノバクテリアや糸状コケの除去を気づくたびに行ってきました。
最初に効果が現れたのはシアノバクテリア。みるみる膜が縮んでいって、ものの二週間ほどで完全に消滅しました。
一方で糸状コケはしぶとかったです。まずほとんどの水草の生きている葉っぱに強固に固着しておりました。
伸びた分をちぎっても根っこが残り、そこからすぐに伸びてきてしまう状態です。
ただ、シアノバクテリアがなくなったことと、暗くしていても糸状コケの勢いは変わらなかったので、ライティングの時間を通常の太陽と同じ程度にしてみました。
すると水草から新葉っぱが出てきて、その新しい葉っぱには糸状コケが固着できないようでした。
ちょっとずつですが、手応えを感じてきて、モチベーションがアップ。
その後休日や夜間などに水換えとコケの除去を継続していると・・・
だんだんと糸状コケの勢いがなくなってきて、一本一本も細くなっていく。その一方では水草はどんどん新芽をだして、水槽に鮮やかな緑が戻ってきました。
途中のタイミングでミナミヌマエビのチエビがいつの間にか大量発生していて水槽も賑やかに。
意図せず巻貝も大量に子供を産んでいましたが。
そんなこんなでだいぶ糸状コケがまだ残っていますが落ち着いてきたので、再度ダメ元でレッドビーシュリンプを入れてみました。
すると・・・もう一週間程度たちますがまだ一匹も★を確認していません。目視でも7割程度カウントできるので、
今回はだいぶ導入率が良かったです。それが冒頭の写真です。
よく見るとまだ流木についたコケがモサモサしてますが、これも時間の問題でしょう。
前景草も植栽しなおしてだいぶ賑やかになりました。
妻からもだいぶ綺麗になって、みられるようになったと太鼓判を押していただきました。
CO2添加も再開しましたが、今のところ目立った事象はありません。
水槽の状態は僕の精神状態と直結していますが、ようやく水槽に手がかけられる余裕が出てきたということですかね。
メールサーバーが立ち上がったのも精神的に大きいです。
先日一度水換えをしましたが、レッドビーは落ちなかったので、やはり水が綺麗だということが重要ですね。
これからは毎週しっかり水換えをして、今の状態をキープしていきたいと思います。
初心に帰るのは大事。