日本に戦争する気があるのか

自分なりの考えを元に考察していきます。

まず、前提として戦争がなぜ起こるのか。

古今東西の歴史を紐解くと戦争の理由は二つしかありません。

領土侵略または思想の強制(異論は認める)

これは実は個人間のミクロな関係から、国家間に至るまで強い軋轢を生む要因です。

領土侵略は言わずもがなですが、思想の強制には文化や宗教のみならず、
政治や野球の応援チーム、趣味思考に至るまで幅広く適応されます。

逆にこの二つを意識していれば、少なくとも諍いは軽減され、家庭の安寧が訪れるかもしれません。

ではこの戦争の原因となる2点に関して、今の日本が戦争できるかを考えていきます。

まずは領土。日本は島国であり、比較的国境が明確に区別されています。
北方領土や尖閣諸島、竹島など領有権が問題となっている地域はありますが、
仮にその島々が実効支配をされても、それが即本土への侵略には繋がりにくい状況です。
(他国からの侵略を是としているわけではありません。それぞれは日本固有の領土です)

一方で国境が明確ゆえに日本からも他の国に手出しができない状況です。
戦争の放棄を歌っていなくても、ユーラシア大陸への侵略は明らかに日本の侵略と見做され、
あらゆる国際情勢から非難される状況にあるでしょう。

続いて思想の侵略。これに関しては最近日本は敏感になっていると感じます。

ここで前提となる考え方の一つは「郷に行ったら郷に従え」という素晴らしい先人の教えです。
これは先述した、思想の侵略の禁止を伝えて無闇な争いは避けることを伝えているのです。

もう一つは日本人の宗教感です。

無宗教とも言われますがそんなことはなく、むしろ生活に根差しすぎていて文化と宗教の分離ができません。
例を挙げると、食事のマナーに関わるものに死者に対する弔いに当たる行為の禁止をしていたり、
夏場に皆一斉に休むのも「お盆」という宗教的イベントのためなど、実は日常に溶け込んでいたりします。

つまり日本人は生活習慣や環境が侵されること即ち文化、宗教の侵略ととらえるのです。

この二つの要素によって、非常に保守的なコミュニティが日本に形成されています。

最近一部の過激な訪日外国人は郷に入らず独自のコミュニティを形成し、
日本人がこれまでのような生活を維持できない事例が取り上げられるようになりました。

これは先住している日本人にしてみれば、思想の侵略そのものであり忌避感を覚えるのも無理はない話です。

一方で逆に日本人が他国で日本の文化を「強制」するような姿を想像できるでしょうか?
興味を持ってくれた相手に対して文化を紹介することはあるとは思いますが、
現地で強制するほど熱狂な日本文化かぶれの日本人は稀であると感じます。

そのため他国に対して今の日本が文化的、宗教的介入をすることは考えづらいです。

つまり、領土の侵略及び思想の侵略いずれも日本から他国に対して実施する可能性は非常に低い状況であり、

戦争の火種を日本人が発生させる可能性は低いという結論です。

もう一つのパターンが集団的自衛権になります。

集団的自衛権は同盟国の侵略に対して、自国の侵略とみなして戦争に介入し、侵略から守る権利を指します。
ただし、これはまず他国が他国に戦争を仕掛ける必要があります。
また日本の同盟国が侵略されることが必要です。

非常に現実的なケースは中国による台湾への軍事的介入でしょう。

でもこの事例、まず日本の政治家の一存で事が進行するでしょうか?
高市さんが戦争を望んでいようといまいと起こる時は起こるし、いつまでも起こらないかもしれません。

戦争したいからするとかそんな次元で起こり得ません。

さらにはそんな他国の戦争に軍事訓練も行なっていない一般人を輸送し、
現地に送り届けるなんてことはまずしないでしょう。

少なくとも自衛隊が彼らの活動可能な範囲内で介入することはあると思いますが、
個人の意志に反して戦争に送るような赤紙行為はほとんど可能性がないことが考えられます。

以上のことから、政府、首相個人が望んでいようといまいと他国に戦争を起こすきっかけを日本が作れないこと、
集団的自衛権の行使の際に一般人が戦争に参加する可能性が少ないことが推察されます。

まぁ戦争が起こる前にはママが止めてくれるからさらに安泰ですね。