起源

ブログのトップページを更新しようかと考え、テーマとしてこんな画像を作ってみました。
トップはURLからweblogを除けば表示されます。

このブログが主に組み上がっている項目について書いているので。
あと後ろでEcologyが崩れているのは、Logicとして破綻しているから。

Shadeという3Dソフトを使っているのですが、僕みたいなずぶの素人が作っても何となくきれいなものが作れる優れもの。

このことに関して、つい先日Yahooに考えさせられる記事が。
起動戦士ガンダムの監督である富野由悠季曰く、

「既存のソフトを使っている時点で、そこにオリジナリティはない」

今のCG全盛の時代に、重い言葉です。
宮崎駿監督も同じ様なことを言っていた様な気がします。

僕はアートでお金をもらう様な職業を目指していないので、
安穏と「あぁ、きれいだな」と物事を見ていましたが、
オリジナリティを追究するという共通点があるだけに、非常に意味のある概念だと感じました。

要は
・ツールに頼りすぎている (自分の技術ではない)
・オリジナリティがあると思っていたのが、そうではない (自分の世界が狭い)
という痛すぎて恥ずかしすぎて自殺したくなる様な点をついてます。
アニメ業界にいなくて本当に良かった。
この観点からみると、宮崎アニメがいかに技術力があり、独創性に優れているかということがわかります。

実際どの世界でも、何を持ってオリジナルなのか考えるのは非常に難しいですね。
同じツールがだめなら、手書きとCGの組み合わせはありなのかとか、いくらツールが同じでも表現方法が似通ってるとか。
音楽に至っては音階が決まってますから、その中でオリジナリティを出すのは非常に難しいのではないでしょうか。
小室さんの曲は聴けばわかりますからね。
結局また、いつ何時でもあらゆる可能性を考えなければいけなくなくて、
それができる人がどの世界でもトップに立てるという結論に行き着く訳ですね。

僕もたまに、PCとかソフトウェアの成り立ちを知らないで使っているのは、
使わされているなぁと思って悔しくて、プログラミングを勉強しようと思っていたのですが(本当に思っているだけ)
なんとなく間違っていなかったことにちょっと嬉しかったり。

ただここ最近、オリジナリティとか独創性とか世界観とかが自分にないことをいやという程見せつけられて、
若干萎え気味なので特にこの記事を見て反応したでしょう。
何をすれば良いのかはわかっているのですが、一朝一夕でできないからなぁ。
十年くらい人生を遡りたい。今気付いてまだ幸運か。
ついでに博士号の意味もわかってしまったけど、この話は次の機会に。

就職活動なんかもあって、自己啓発気味なこの時期に色々なものを吸収しておく良い機会だと思って頑張りましょ。

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