松本人志と水原一平に共通すること
なんかせっかく社会的に成功しているのに、やってることチンギスハンの頃から変わんねーなって。
もちろん全ての人がこれに当てはまるとか、当てはまってる人全てが悪いことに走るとか言うつもりはありませんが、
自分も同じ状況になったらこんなことしちゃうんじゃないかなって思うんです。
この二人に共通していること、それは業務に必要なスキルの向上が必要ないことです。
松本人志は言わずと知れた日本一のコメディアンです。
現在はコントなどはしていなく、いわゆるご意見版みたいなポジションも多いでしょうから身一つで仕事に行って、
収録の時間に能力を発揮すれば、生活するにあまりあるサラリーが貰えるのでしょう。
水原一平は大谷翔平の通訳を超えた、秘書やコンシェルジュといった立ち位置でした。
彼は幼少期に父の仕事の影響でアメリカに在住しており、彼の英語力のベースはそこで培われたものでしょう。
MLBに関する契約やアメリカでの生活の手続き諸々でご活躍されてきたのでしょう。
彼も身一つで仕事に行き、その場で能力を発揮すれば良いのです。
聞くところによると大谷翔平の年俸ベースの数パーセントが給与として支払われているようで、
通訳としては破格の額がサラリーとしてもらえているとのことです。
また二人には指導的な立場にないことも共通していると思います。
もし自分がこの状況に置かれたらどうなるか、想像してみました。
まず金で買えるものはほぼ済んでしまっている状況です。
贅沢な住居環境に、美味しいご飯や酒、高級な家具、車など欲しいものは一通り揃っています。
そして、明日の仕事への不安はありません。今まで通り能力を発揮すれば生活に十分は報酬はもらえます。
明日の仕事への準備も要りません。
悩ましい後輩を今後どうするかといった悩みもありません。
そうなると、夜や休日、仕事のオフ時に刺激を求め始めます。チンギスハンの時代に逆戻りです。
お金で買えない何かを求め始めます。かたやヒトを使った遊び、かたやギャンブル。
近代社会でそのような遊びは人権を著しく損なう可能性があるので、かなり規制が入っています。
また、合法の範囲内でもあまり胸を張って言えるようなことではありません。
結局、権力や財力を振り翳した下品な行動に陥ってしまうのではないかと思います。
昨今の風潮として、アスリートなどの能力を伴う人に聖人君子並みの人格を伴うように期待する風潮も行きすぎかとは思いますが。
あとこれまで口止め料として機能していたところが、SNSの台頭でリークがしやすい状況になっているのも事実です。
結局大金を稼いでやることがそれかと失望してしまいます。なんだか非常に残念ですね。
まぁ一平は間違いなくカモられたんでしょうけど。球団も選手まではマネジメントするかもしれませんが、通訳まではマネジメントの範囲外ですもんね。