ハイリーセンシティブパーソン Highly sensitive person

多分僕はHSPである。詳しくはウィキペディアなんかをご覧ください。

要は神経質に細かいことが気になる質らしい。

この言葉を聞くまでも自覚はあって、細かい嫌なやつとかB型気質なんて思っていたけど、そんな人もいると知って安心したものです。

特に敏感なのが音と味とバランスと触覚。五感のうち四つ。鼻は鼻炎のせいで割とバカになってるっぽい。

音はうるさい音を受け付けない。スピーカーのノイズが気になる。小さい音が聴こえる。例えば外から家の中の携帯のバイブが聴こえたり、目覚ましもバイブで起きる。大講義室の前の方に座って、音楽を聴きながら部屋に入ってくる人の足音を判別できる。さらに、振り子のアンバランスが気になる。

味はとりあえず好き嫌いが多い。しょっぱい味を受け付けない。嫌いなのは特にエグ味。ピーマンとかトマトとか、ちょっと質の悪いウニとかもダメ。

バランスでは、特に左右のバランス。歩いてる人の左右の腕の振りのアンバランスとか。あと姿勢の傾きとか。視覚情報ではシルエットで体重の増減もわかるし、見れば大体の体重もわかる。これも見る能力ではなく、情報処理の話なので視力は悪いです。

触覚は全身くすぐったい。肩揉みでも背中の指圧でもくすぐったい。お腹や脇腹なんて以ての外。敏感肌とは違うので、肌荒れとかはないです。小さな地震にもよく気づく。

後は他人の痛みを勝手に自分の痛みに変換する機能が付いている。

特に怒られている人を見ると、自分が怒られている気がする。前に勤めていた会社がいつも誰かが怒られてるような職場だったから、相当ストレスになっていたと今思う。当然自分が怒られるのもすごいストレスだから全力で回避しに行くのだけど。

ただし、他人に共感してるわけではなく、勝手に想像してるだけなので、共感力が高いわけではない。他人が不機嫌だと釣られて自分も不機嫌になってしまう。これは悪癖だけど。
こんな感じで多くの刺激を受けてしまうのを、親から頂いた高IQで全力処理して、なんとか人としてまとも?に生活してることを最近自覚した。

とにかく人といると疲れるから、あんまり部屋から出ないし、誰かと出かけることも少ない。でも別に人付き合いが嫌いなわけではない。疲れるだけ。

医者になるにはアドバンテージになるかもしれないので、自分の特性を良く理解して、折り合いをつけて生きていくことが大事なのでしょう。