天邪鬼の行く末は
なにかと注目を集めるひろゆき氏。
今回は能登半島地震の政府対応についてのポストで一悶着あったそうです。
相変わらず一と全をごちゃ混ぜに議論するのが彼のスタンスなのか、理解の解像度が低いのか。
一方で今回のポストはかなり違和感を覚えました。
これまでの彼の主張は天邪鬼というか、逆張りというか。
過去の記事も掘られていましたが、どちらかというと彼のスタンスは限界集落なんてこの地震を契機に潰して、
効率の良い日本にすれば良いじゃないかみたいな主張をする気がします。
一方で今回は真っ当な政府批判というか、復興が全然進んでいないじゃないかというものでした。
裏の裏は表みたいな感じですかね。
そこで感じたのですが、それぞれある程度歳をとって社会に与していると、いわゆる権力側と反体制側に自然と別れてくるんですかね。これまでのひろゆき氏はどちらかというと全方位に噛み付いていた気がします。
政治家に噛み付いていたと思ったら、沖縄基地移転反対の団体に行ってみたり。
ひろゆき氏は特定の団体には属さずにこれまで収入を得ていますが、いわゆる国のアドバイザーなどの職にはついていないようなので、権力側への関与は薄いように見えます。おそらく本人のスタンスや賠償金未払いがあるため、重要ポストに歯器用しにくいんですかね。
現在、米山氏との舌戦もかなり活発ですが、おそらく彼の感情を与すると、これから米山氏を通した権力側への批判が多くなるような気がします。
米山氏は頭が良すぎて全て弾き返されてしまいますが、そこまでじゃなくて後ろめたいものがある人にとっては脅威であると思います。屁理屈で論破するのではなく、そういった政治家たちに論争を仕掛けるのであれば、彼もまた論破王として輝ける日が来るのではないかという気がしました。