センスが良いということ
センスの良さと知識の量は相関する。
センスの良さとは、選択肢からより良い選択を選べる能力のことだと思っている。
選択肢の量は知識によって増やされるので、最良の選択肢をそもそも思い至らなければ選べないわけで、センスが良いということと密接に関連している。
もう一つ大事なのは、最良の選択肢を選ぶという技術だ。これも世の中に様々な方法論が提唱されているわけで、こちらも知識量に比例すると言える。
合わせて、センスの良さと知識量が比例するということになる。
私の大好きな意識高い系の人たちは、知識量を増やさずに、選択の方法論を重視してしまうために、いまいちな選択肢を並べて、その中からあの手この手を駆使して選択するという姿が滑稽に映ってしまうのではないかと思っている。
「知識がある人はセンスがある」の対偶、「センスのない人は頭が悪い」もまた真であることからも、命題が真であることが証明される。