痩せるという化学反応 〜化学反応から見るダイエット法〜3

ジョギング 呼吸量の増加★★★★ 筋肉の修復★★★★
ダイエットの定番、ジョギングです。減量を志した方は一度は試したことがあるのではないでしょうか。
走り慣れていないと距離も伸びず、速く走れず、すぐにばててしまうなんてこともあるのではないでしょうか。
フルマラソンに出てタイムを競うのであれば、トレーニングもキツくなりますが、原料をするにあたってはそこまで速く走る必要はありません。
必要なのは息が上がった状態をなるべく長い時間維持することです。
そうすれば呼吸による炭素排出が促され、走れば走っただけ体が軽くなります。
また、長時間身体を動かすことで主に大臀筋や腸腰筋、大腿四頭筋などの大きな筋肉が使用されて、筋肉に修復によるエネルギー消費も促されます。
運動効果を出そうとする余り、焦ってすぐにばててしまうようでは逆効果ですが、炭素排出の原理を理解し、ゆっくりでも長時間走ることができれば、走る楽しみやコツもわかってきます。しかも走るのは設備もとらず、身一つでできますから、運動習慣を身につけるためには非常に良い手段だと思います。
形から入ってしっかりとしたランニングウェアやシューズを用意するのもお勧めです。

ランニングマシーン 呼吸量の増加★★★★ 筋肉の修復★★
似て非なるもの、それがランニングマシーンです。実は動きをよく観察すると、体の重心が全く移動しません。これはつまり足を早く動かしているだけで、前進のための筋肉はほとんど使われておりません。
ですので、運動時の呼吸による炭素排出は同様ですが、筋肉の修復は路上で走るよりは効果が少なくなります。
ただし、特に女性は日中の日焼けを避けたり、夜のジョギングは危ないため、ランニングマシーンを使わざるを得ない現状もあると思います。
路上のジョギングと比べ効果が少ないことを理解していれば、逆に涼しい室内で負担の少ない運動になりますから、まだまだダイエットを始めてジョギングを始めたばかりの方にはお勧めです。