痩せるという化学反応 雑談1 疲れに効く栄養

この度せっかくクエン酸回路について語ったので、痩せる反応とは横道に逸れますが、疲れに効く栄養について語りたいと思います。

よく耳にする代表格がまさにクエン酸ですね。その他にビタミンB群が含まれる豚肉、うなぎあたりがパッと思いつくでしょうか。

この疲れに効く効果が本当にあるかどうかを測るのは難しいですが、これらの疲れに効くという食材はまさにクエン酸回路が関わっています。

例えば細胞内に取り込まれることで、化学反応が活発になり、クエン酸回路の反応が亢進します。結果として体内のATPの産生が増加し、ATPが必要になる様々な代謝反応が亢進します。

結果として体力回復や免疫反応の向上などが見込まれ、疲労回復に効くということになったのではないでしょうか。

同様にビタミンB群はクエン酸回路の反応に必要な補酵素です。補酵素とは反応を活発にする酵素を形成するために必要な要素です。

理論上は酵素の量が増えれば化学反応は亢進しますから、クエン酸と同じ理屈で体内のATPを増やし、代謝を活発にするという見込みがあります。

このように代謝について理解すると食材や栄養素の理解も深まり、結果的により健康的な食生活を送れるようになりますね。