男女の特性と育児への関わり方
男性のみなさん、育児してますか?
一昔前は女性の社会進出に伴い、仕事も育児も母が負担することが多く、問題提起されておりましたが、
昨今ではイクメンと称して、父親も積極的に育児に参加することが推奨される様になってきました。
一方でいまだに育児に関わり方において男女の溝は存在し、某Xなどでも嘘か真かいろいろな論争が巻き起こっています。
ついぞ野原ひろしに男性側の主張を代弁させて論争を煽ったりしていますね。
僕自身も子供二人の親としてなるべく自分のできることはしているつもりですが、
やはり妻に育休を取らせて自分は働きに出ているスタンスなので、
そこまで最新の育児スタイルは取れていないのが現状です。
今回は一人の父親として感じる、父親視点の育児の関わり方、考え方を文章化してみたいと思います。
どうせ炎上するほど読者もいないので、好き勝手書いてしまおう。
かなり大雑把な話をするので、うちはそうじゃないとか、そんな父親ばかりではないという反論はごもっともです。
僕自身はかなりステレオタイプな男性脳なので、そのつもりで読んでください。
まず、男性はモノに執着する傾向が女性より強いです。
これは各文化の男性と女性の職業選択から言われていることです。
男性はいわゆるSTEM (Science, Technology, Engineering, Mathmatics)に関連する仕事に就く傾向が、
どの様な文化的背景があろうとも多いと言われています。
逆に女性はヒトと関わることに興味を持つことが多く、接客業や看護師などに就く傾向があります。
僕自身完全にSTEMに取り込まれているので、特にこの傾向が強いと思います。
これは恋愛にも当てはまって、男性は女性にモノをあげることで愛情を表現し、また好意を獲得できると考えます。
一方で女性はされたことなど、無型のサービスを通じて愛情表現されることが多いですね。
これが理解できずに何度も・・・
この辺のギャップを理解しないまま、こんなにプレゼントしたのにって逆上する男性のなんて多いことか。
実はこの辺の性質が育児にも関わっていると感じています。
どういうことかといくと、僕は子供に対してもモノを用意することに注力する傾向があります。
それこそ収入を得る、衣食住を準備する、おもちゃを買い与える、一緒に遊ぶ機会を設けるなどです。
いわゆる有形の関わり方をイメージします。
そしてここまでやって十分に子育てに参加したと認識します。
一方で母の子育てに対する認識は少し違うのではないかと思います。
それは着替えをさせたり、おむつを変えたり、食べさせたり。
その他いろいろな手続きや具合の悪い時の看病など。
おもに無形の関わり方を指すのではないかと思います。
なので、野原ひろしも仕事に逃げて子供と遊んでばっかりと揶揄されるのではないでしょうか。
父親は収入の獲得を育児と称することが多いですが、おそらくこれも女性はカウントしません。
推察するに、収入の獲得はたとえ独身でもしなければいけないことです。
ですので、子供がいようがいまいが被る負担は変わらないという認識なのだと思います。
一方で育児は自分自身の活動とは全く別に発生する業務です。
そのためエクストラで発生する業務を、負担が変わらない業務で相殺するのはフェアではないと考えているのではないでしょうか?
この辺が育児をするしない論争における男女間でのギャップな気がします。
育児に対しては圧倒的に女性の立場が上ですし、女性の社会進出が進んだ昨今でも、
やはり女性側に頼る家庭が多いのが現状です。
その女性側が育児に協力的ではない男性を糾弾すると、男性側は受け入れざるを得ません。
男性側も協力しているつもりなのに、何をまだ不満があるのかと感じ、次第に溝ができてしまうこともあるかもしれません。
男女の能力差はありませんが、傾向の違いによる育児のイメージの違いを具体的にしていくことが、
夫婦で協力して育児を行なっていく第一歩なのかもしれません。