VPNでできること
今まで実はVPNってなんのことかよくわかってなかったのですが、
必要に駆られてシステムを構築することで、ようやく理解できました。
わざとサーバーにセキュリティホールを開けて、LAN内にいるかの様に振る舞えるのですね。
当然わざとホールを開けるからにはそれなりにきちんとした接続と認証が必要なわけで。
僕が設定したWireGuardをインストールした端末のそれぞれの公開キーと秘密キーを、
それぞれのアプリケーションに入力することで接続が可能になります。
どちらか一方が漏れただけではだめなので、その辺でセキュリティを維持しているのですね。
そんなこんなでVPNに繋がってから、外からいろいろなことが可能になりましたので、ご紹介。
1、自宅SMBサーバーに接続可能
つまり自宅のNASに外から接続可能になります。特にうちはiPhoneの写真をSMBに入れることで管理しているので、
外からアクセスできると、6TBのモバイルHDDを持ち歩いているのと同じ様な効果があります。
それ以外にも、自宅PCのファイルに容易にアクセスが可能です。
2、画面共有可能
これも前はサブドメインを設定してRNA解析用のMac Studioにアクセスできていたのですが、
おそらくDNSをお名前.comに変えてからなんの設定が悪いのかできなくなりました。
そんなこんなでScreens5などを使っていたのですが、VPNを介すことで可能になりました。
まぁこれはしっかりDNSを設定すればできるのだと思います。
3、Torneにアクセス可能
これも地味に嬉しい機能。Torne mobileを出先で見るときに、2ヶ月に一度くらいLAN内で接続しなきゃいけないんですが、
よく忘れて起源切れになっています。VPNならLAN内からアクセスしているのと同じなので、その接続の制限から解放されました。もちろん動画もちゃんと見られます。
4、PS Remote playが可能?
これはまだ試していないのですが、MacやWindows機ではLAN内でPS4やPS5のplayが可能な機能があります。
それ自体は試したことがあるのですが、VPNで繋げば出先からRemote playが可能なのではないかと思います。
実機が起動して家族にバレるのでまだ試せていません。結構カクつくのでガチガチのアクションは厳しいかもしれません。
そんなわけで他にも色々できることがありそうですが、今のうちの環境だとこんな感じでしょうか。
当直が多いと何かと便利に感じますね、VPN。